ホンダ JADE(ジェイド)

所有期間:2012年6月〜12月

ディバージョンが、あまりにも穏やかすぎる特性なので、「たまにはエンジンを回す走りをしたい!」という願望からセカンドバイクとして購入したのが、ホンダのJADEです。
形式名「MC23」型。
91年式の緑色でした。JADEは英語で「翡翠」を意味しますので、当然ながらメインカラーも、この緑(翡翠)色でした。

店頭で見たとき、とにかく綺麗な緑の色に感動したのを覚えています。
細かい部分を見れば、それは20年以上も前のバイクですからヤレた所もありますが、目に付く外装部分は非常に美しかった。
マフラーはエキパイ部分までまるで新品、 ハンドルバーは錆びがなく、メーターケースもピカピカで、前オーナーさんは非常に大事に扱っていたんだなと思いました。

 

CBR250RRのエンジンを40馬力に落としたカムギアトレーンエンジンですが、前に乗っていたMC19よりも機敏にエンジンが回ったような気がします。
エンジンの状態が良かったこともあると思いますが、後で古いバイク雑誌のJADEの紹介ページを見ていると、「CBRよりもアクセルレスポンスの向上」が図られたそうで、とにかく高回転域まで気持ちよく回りました。

排気音は、CBRよりも音が高くなり、ホーネットに似た澄んだ音を奏でていました。
MC19で欠点としてあげていた高速走行時(80〜100Km/h域)のハンドルのビビりも、かなり改善されていたと思います。

シートは肉厚があって柔らかく、これもJADEの利点の一つだと思います。


▲ライトONにすると赤色に光るメーターパネル

 

しかしこのJADE、残念な面がありました。
まずハンドリング。
MC19の「レプリカ前傾姿勢」「カウル付き」の軽いハンドリングに慣れていた私にとって、JADEのハンドリングはもっさりしていて重苦しかった。
(後に、ベアリングが相当痛んでいた可能性が追求されました。とにかく重く感じましたから…)
そして、カーブで寝かすときに、急に倒れ込む感覚に陥る「切れ込み」があり、曲がる時やカーブの時はいつもヒヤヒヤしていました。

また、シート高が780mmと、250ccネイキッドとしては割と高めな割には、ステップも高めに位置しており、膝が窮屈でした。
何でもう少しゆとりのある設計にしなかったんだろうか…と思っていました。

高い重心に軽い車重とハンドリングの不安定感から、地面の設置感も薄かったです。

 

この3点、特にハンドリングの欠点は私にとっては耐えがたく、半年でヤマハの「Zeal(ジール)」に乗り換えてしまいました。
しかし、綺麗な外装は今でも強く印象に残っており、当時の写真を見るたびに「もう少し乗っておけば良かったかな」という後悔の念が湧いたりもします。

 

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