Suzuki Address V100

スズキ アドレスV100(CE11A・AG100S形)

自宅駐輪場に大型バイクが駐車できなくなったため、通勤・所用の足として2009年1月に納車。
形式名CE-11A。当車両は95年式のためAG100S形を名乗る。

 

スズキが14年間もの間生産し続けた、原付2種の王者的存在である。
年式が変わるごとにマイナーチェンジを繰り返しているため、車体ごとに細かい差異が多いことで知られる。
AG100S形は
・ヘッドライトの常時点灯化
・燃料タンク6L化
・燃料レベルゲージを降下式へ変更
など、従来モデルからの変更点が多いモデルで、V100の形を完成付けたモデルとも言える。

 

 

原付サイズの車体に100ccのエンジンを積んでいるわけなので、平地での走行性能はなかなかのもの。
納車時に駆動系をオーバーホールしているため、スロット全開で85Km/hは出る。
もっとも、車体が小さいため大体70Km/h前後で巡航することが多い。

変速タイミングが特殊で、発進から20Km/h付近まではエンジンが急回転するが、その割に速度のノリが悪い。
30Km/hを過ぎてから一旦回転はおさまるが、その後引っ張るように加速していく。
そのため、20まではアクセル緩めにして、30過ぎてから一気に捻るという運転方法をとっている。
癖はあるものの、それなりに速いスタートをきることは出来る。

 

だが、この独特な変速機構の弊害か、登坂能力がすこぶる悪い。
表六甲線は、坂の勾配具合にもよるがひどいときは20Km/hから加速しない。
恐らく坂では多くの50ccのスクーターに負ける。
神戸市内で鶴甲や丸山など坂の多い地域での運転は、厳しいと思われる。

またコイツはヘッドライトが異様に暗い。夜間走行はあまりお勧めできない。

 

V100の外観の特徴の一つとして、フロントサスの形状が挙げられる。
アンチダイブ式というが、最近のスクーターはテレスコピック式が多く、あまり見られないものである。
先代のセピアの機構を継承したものだが、突き上げによるショックが多い。
見た目では気に入ってるんだが…
 

今でこそインナーラックは標準装備している車種が多いが、コイツは別売りであった。
小物を気軽に入れられないため不便に感じることが多々ある。
トランクは標準的で、フルフェイスにグローブとタオルぐらいは入る。

 

メーターはまだ初期のもので、コイツのあと、97年式AG100Tから文字盤が変更になる。

 

予算に余裕があれば、後輩のV125をお勧めするが、やはりコイツの価格は魅力的である。
発進の癖・弱い坂道・ライトの暗さをガマンできるのであれば、最高の車両となり得るであろう。

 

2011年4月に、スーパーカブ90を購入することが決まったため、
このV100は同年3月31日を以って除籍とし、別オーナーの手に渡った。

 

型  式 BD-CE11A
全長 / 全幅 / 全高 1,745mm / 635mm / 1,015mm
シート高 / 乾燥重量 718mm / 81kg
定地燃費 53.3km/L(50km/h)
エンジン型式 E111・強制空冷・2サイクル・単気筒
総排気量 99cm3
最高出力 6.5kW〔9.0PS〕/6,000rpm
最大トルク 10.7N・m〔1.1kg・m〕/5,500rpm
始動方式 / 点火方式 セルフ式(キック式併設) / CDI式
潤滑油容量 0.8L
燃料タンク容量 6.0L
変速機形式 Vベルト無段変速
ブレーキ形式(前/後) 油圧式ディスク/リーディングトレーリング
タイヤサイズ(前/後) 3.50-10 51J / 3.50-10 51J
乗車定員 2名

※スペック表はスズキ公式ページより引用。

 

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