ヤマハ・Zeal(ジール) 1992年式

所有期間:2013年1月〜2014年1月

ジェイドの操作に不満を感じていたとき、次に欲しいと思ったのがヤマハの「ジール」でした。
ネットで調べているうちに、手頃な価格で綺麗な赤色のジールを発見し、お店に行ってエンジン音を聞いて、即契約してしまいました^^;
正式名称は「FZX250」、形式名「3YX」。

 

 

以前から「いつかは乗りたい」と思っていたジール。
そう思わせたのは、やはり独特なデザインです。
「ジャンプしたイルカ」をモチーフにしたという話は有名ですが、ヤマハらしい、実に「女性的な」デザインだといつも思います。
ディバージョンも、丸みがあって「これはヤマハだなぁ」という趣がありますが、ジールはそれ以上です。

タンクの形、テールライトの形、ラジエターカウル、メーターパネル、そして2本マフラー…どれを取っても美しい

よくぞこんな形に仕上げてくれた!と、デザイナーの方に拍手を送りたいです。

 


▲ジールのエンジンからマフラーまで。
前傾45度のGENESISエンジンと縦2本マフラーが特徴的。エンジンからマフラー、そしてラジエターカバーの造形だけでも美しい。

 

 

ジールはデザインも素敵ですが、それ以外にも惚れ込んだものは数多いです。

■足つきの良さ
シート高735mmはレプリカ並み。
■低重心
低シート高は必然的に重心の低さを生みます。その結果、安定した地に足の付いた走行ができる。
■ハンドリング
ヤマハ車の特徴であるハンドリングの安定感は、ジールにも活かされています。MC19のような「軽さ」をウリにしたハンドリングではなく、カーブを曲がるときに、まるでマシンがアシストしてくれているような、不思議な感覚があります。

 

他に、以下のようなギミックがありました^^;

■オーバードライブ表示
6速目のギヤが離れており、6速に入れるとオーバードライブランプが光ります。
■小物入れ
タンクに付いている小物入れは、高速道路を走るときにとても重宝します。ETC要らずです(笑)


▲ジール コクピット。
タコメーター内にオーバードライブランプがある。ハザードスイッチも装備。

 

ただこのジール、納車したときから紆余曲折あった車両です…

■納車してから試運転したとき、信号待ちのたびにエンストする
→油面調整・フロート交換

■上り坂走行時、3500〜5000回転でエンジンがカブったような動きをして回転が上昇しない
■上り坂で停車するとエンストする
→キャブレターを他車のジールと交換して解決

■高回転時、13000回転以上回らない(回転が頭打ちする)
→原因不明、ニードルが怪しいとするも、対策品が欠品で打つ手なし。

ジールはキャブレターが弱いと言われており、上記の症状はどれもキャブレター内部に起因するものばかりです。
(ダウントラストタイプのキャブの特性とも言われていますが、詳しいことは分りません…)

 

トラブルが付き物ではありましたが、町中ではトルクがあって楽に運転が出来る。
しかし元はFZRのジェネシスエンジンですから、スロットルを捻れば、それはそれは気持ち良い加速をしてくれました。
ただ、4000〜6000回転で流しているときに、「ヒュ〜〜〜」という笛を吹いているような音が鳴ります。それは好きになれませんでしたが…。

 

 


▲▲デイトナのスクリーンを取り付けた晩年の姿。

 

ディバージョンと共に長く乗るつもりでいたのですが、ホンダのAX-1に目移りして、乗り換えてしまいました。
しかし、ジールのデザインと細かなギミックはとても気に入っていたので、いずれまた手元に置きたいバイクです。

 

 

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