カワサキ ZZR400 (ZX400-N8)

神戸が誇る川崎重工業が製造したZZR400は、250〜400ccの所謂「ミドルクラス」の中では貴重なツアラータイプのバイクです。
私は、2001年式のN8型を購入しました。色はワインレッド(正式名:ルミナス・ヴィンテージ・レッド)。

ZZRはツアラーバイクとして極めて著名であり、ファンサイトがネット上に多数あることなどから、車両の詳しい解説は割愛します。
また、本文中では排気量表記は省略し、単に「ZZR」と記載いたします。

 

■何故ZZRを購入したのか?

以下を満たす要件がZZR以外に見当たらなかったことが大きい。

・ディバージョンの後継車両であるため、ツアラータイプもしくはそれに準ずる長距離移動を得意とする車種。
・ディバージョンから動力性能を向上するため、水冷4気筒400ccのエンジンを有する車種。
・長期間所有することを想定しているため、低走行距離で、かつ年式がそれほど高くない車種(原則、2000年〜)。

ディバージョンまでは一貫して「重量のある車両」は除外しましたが、今回はその考えはやむなく撤廃しました。

 

■ツアラーの名は伊達では無かった

ZZRに乗り換えてから、移動範囲が格段に広がりました。
以下、例を挙げると

・神戸〜東京(2回往復)
・神戸〜山口〜小倉(初めて九州上陸
・神戸〜松山〜湯布院
・神戸〜高知〜足摺岬 など

 


▲十津川 奥に見えるのはツーリング仲間のGSR400

また、中距離(岡山、和歌山、名古屋など)の移動が容易になりました。
重量がある分、車体がしっかりしていて、かつ動力性能が向上したため、長距離・高速巡航が楽になったことが大きいです。

 

■400cc水冷4気筒53馬力のエンジン

私としては、水冷4発400ccは初めてなんですが、十分すぎる性能です。
もう250ccには戻れない。良く回るだけでなく、エンジンの性能に余裕があります。
速く走れる」し「ゆっくり流すことも出来る」…素晴らしいエンジンの持ち主であります。

しかし、
「高性能エンジンをフルカウルで覆っている以上、放熱が凄い」(特に夏場は酷く、ジーパン越しでもフレームには触れません
車両重量があり、慣れても取り回しはしんどい」
という弱点があります。いずれも、このバイクではよく語られている特徴です。

 

  

 

■故障に始まり、故障に終わる…

以前乗っていた「ジール」も、トラブルに見舞われていましたが、このZZRも、購入してから色々ありました。

 

☆エンジンが暖まってくると、低回転域がギクシャクする・アイドリングが不安定になる。

エンジンを始動し、走り始めて、丁度冷却ファンが回り始める頃から、アイドリングが安定しなくなり、また4000rpmまでの加速がギクシャクします。
販売店にて電装系の総取り替え・キャブレター交換などを行いましたが、問題は解決しませんでした。
特に、エンジンが熱くなる夏場で症状が酷く、アイドリング中にエンストすることもありました。

 

☆シリンダーカバーからオイル滲み

ディバージョンでも見られた症状ですが、ZZRは水冷エンジンで工事が大掛かりになるため、この修理は見送りました。

 

☆始動困難

最後に現れた症状です。1週間ほど放置した状態で始動しようと試みると、エンジンが掛からないというもの。
バッテリーは問題なく、電装系は前述したとおり交換しているため、これも原因不明。
初期段階では押し掛けで対応できましたが、最後は押し掛けでも始動できなくなったため、販売店にレッカーを依頼。
このとき、高額の修理になることが予想されたため、そのまま引退・売却となってしまいました。

 

カワサキ車は国内4メーカーの中では故障頻度が高いと言われ、「カワサキだから…」と片付けられることが多いそうですが、私はそうは思いません。
「たまたま故障がちのバイクを買ってしまった」と割り切る他ありません。

 

■素晴らしいバイク!であることに間違いはない。

私が所有したZZRは、上記の通りトラブルによって生涯を終えることとなってしまいましたが、
ZZRという車両自体は非常に魅力あふれるバイクです。ファンが多いのも頷ける出来でした。

ZZRはいいぞ(こんな〆でスマン!^^;)

 

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